弊社が株主として企業価値向上のために蝶理に期待すること
1.資本の効率化のための大幅増配や自社株買いの実施
2.政策保有株式の売却
3.社外取締役を中心とした取締役会運営への移行

積み上がる自己資本と低水準のROE

蝶理の自己資本は、リーマンショック前の水準と比較して大きく積み上がっています。 リーマンショック前の自己資本は2005/3現在15,451百万円でしたが、2019年3月期現在では53,813百万円となりました(自己資本比率は45.4%)。 自己資本が積み上がった結果として、過去20%程度であったROEは10%程度まで低下しました。

蝶理の自己資本とROEの推移

(データ出所:QUICK ASTRA MANAGER、2019年3月期第4四半期現在)

当期利益と配当性向の推移

(データ出所:QUICK ASTRA MANAGER、2019年3月期第4四半期現在)

ROEが低下した理由は、①低い配当性向によって、当期利益が自己資本として積み上がる資本政策を採用している一方で、②自己資本の積み上がりと比較して、当期利益を増加させることができなかったこと、だと考えられます。

  • 株式会社ストラテジックキャピタル
 
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